４月５日に紹介した「やがて海へと届く」の感想を遅ればせながら書く。友人の死に対する思い、生きていた時以上に思いやる気持ちと忘れることへの不安そして後ろめたさとの葛藤を描いている。東日本大震災がモチーフとなった小説である。文章はやはり美しい。章立てが複雑で幻想シーンが織り交ぜられていて実に難解。修飾語が散りばめられた文章がさらに拍車をかける。文字を上辺だけ読んでいると途中から迷宮に迷い込む。文字から理解せずその奥にある感情を自然体で受け止めることが良いと感じた。文章に左右されてはいけない。最終章は物足りなかったが（う）

書名 ：　やがて海へと届く
著者 :　彩瀬まる

先日の日曜日のおはなし会にお忙しい中、足を運んで下さりありがとうございました。
楽しんで頂けましたか？
3回目になる紙芝居も人気で、
「今日は紙芝居のおじさんまだ？」
と声をかけて頂きました。そしていざ紙芝居が始まるとかなりの盛り上がり(^_^)
静かに本を選んでいただいているお客様のことも気になりながら、
元気な子どもさん方の声が嬉しかったです。

来月のおはなし会は
6月12日　日曜日　PM3：00～PM3：30 です。
ご来店をお待ちしております。

↓↓↓
5月のおはなし会で読ませて頂いた紙芝居と絵本です♪♪

季節の絵本が変わりました。

虫歯予防デーの絵本

梅雨の絵本

その他、新刊、話題の絵本なども入荷しております。
ぜひお立ち寄りください。

ゴールデンウィークに開催したブロック祭りにはたくさんの子どもさんが参加して下さいました。
ありがとうございました。

当日売り切れになってしまった人気のブロックが再入荷いたしました。
家庭教育館には新たにブロックコーナーを設け皆様のご来店をお待ちしております。

【1位】
羊と鋼の森

文藝春秋

宮下　奈都　著

【２位】
嫌われる勇気