9月 06
スタッフおすすめ, 城北店

 ポプラ社が4年前に創刊した文学作品群である。「三人の作家が響きあう漢字一文字のアンソロジー」という分かりにくい謳い文句であった。かつて日本の名随筆(作品社)という同じ系統の文学シリーズがあった。これもも最初の100巻は一文字のタイトルであったし続編は二文字にという力の入れ方であった。アンソロジーはなかなか売りにくいものであると私は思っているが敢えて100冊ドーンと並べた。壮観である。この秋1冊自分に合うテーマの作品を読んではいかがでしょうか。夜、月、宵、秋などこれからの季節を味わう一冊もありますよ。城北店よりのお知らせでした(う)
百年文庫フェア

百年文庫 秋 志賀直哉『流行感冒』 正岡容『置土産』 里見弴『秋日和』が
収録されている 本体価格 750円
カバーを外すとこんな版画が出てくるのも楽しみの一つである